令和4年第2回三芳町議会定例会が3月4日、午前9時30分から開議され、多くの議員が出席した。議事ではまず、一般質問として井田和宏議員が小中学校の統廃合と、子供に優しいまちづくりについて質疑を行った。彼は少子化の進行に伴う小中学校の統廃合問題に触れ、必要なプロセスを踏むことの重要性を強調した。続けて、各議員が様々な視点から質問を行う中で、また本名洋議員は地域公共交通について特に苦言を交えながら、町の交通施策について取り上げた。彼の質問ではライフバスの休止についてが焦点となり、代替策の検討状況が問われた。
その後、教育委員会の説明により、議案第20号三芳東中学校校舎西側トイレ改修工事請負契約が提案された。この契約に関しては、金額6,050万円の契約が近藤建設株式会社と結ばれ、外観や設備の改善が盛り込まれている。
さらに、ロシアによるウクライナ侵攻に関する決議が提案され、議会は平和への願いを込めて採択を行った。在宅での問題や地域住民の声が今後の政策に反映されることが求められる中、町は更なる住民福祉の向上に努める姿勢が再確認された。また教育長は、子どもの貧困問題にも注力することを言及し、町のさらなる支援策の具体化を進めていく意向を示した。このように、本会議は町の未来のための重要な施策と住民の声を取り入れる議論がなされ、前向きな結論へと導かれた。