令和3年3月4日、三芳町議会において、心のケアとコロナ禍の影響についての一般質問が行われた。昨年、新型コロナウイルスの影響により、当町の自殺者数が増えているという報道を受け、細谷光弘議員がこの問題に焦点を当てた。特に、若年層や女性における自殺者の増加が懸念されている。今期の質問では、町の対応やコロナの影響で増加した相談件数についても触れられた。
また、町が行っている心の健康相談の状況も報告され、特に中学生からの相談件数が増加していることに対して、教育現場での取り組みの必要性が強調された。
さらに、飲食店のコロナ対策にも言及され、時短営業や感染防止対策協力金の周知、街の飲食店への積極的な支援が求められた。地域住民が安心して利用できる飲食店を維持するためには、町の迅速な対応が不可欠であるとの意見が示された。
新たに運行が開始されるライフバスについても質疑があり、交通空白地域の解消に向けた取り組み、課題も話し合われた。町内全域に拡大する予定ではあるが、現状の利用状況と利用者からのフィードバックを基に、さらなる改善が求められた。
最後に、町の「おもいやりグルメフェア」の結果と課題について質疑があり、町内の飲食店を巻き込むイベントの実施や、参加店舗の選定についても改善の余地があるとの意見が述べられた。このように、議会ではさまざまな視点から町民の生活や安全を守るための施策が検討されている。