市議会での議論は、主に市民の健康とサービスの質に関わる重要な課題が浮上した。
大橋 きよみ市議は、帯状疱疹ワクチン接種の環境整備を提案した。帯状疱疹は、水痘のウイルスが再活性化することで生じ、高齢者に多い疾患であると説明された。発症のリスクを軽減するために、ワクチン接種を広めるべきだとした。さらに、大橋氏はワクチン接種の費用助成についても言及し、必要性を訴えた。
次いで、市民サービス向上についての提案に移った。高額療養費制度の申請手続きの簡素化が必要だと強調し、特に高齢者に優しい制度設計を求めた。周辺の自治体での取り組みを参考にし、迅速な対策が重要であると述べた。
また、大橋氏は、子どもの視力保護を目的とした屈折検査の導入を提案。これは、日本眼科医会が推奨するもので、成果が普及すれば、子どもの未来に良い影響をもたらすだろう。