久喜市の市政に関する重要な議題が議会で提起され、地域の交通やまちづくりの展望が議論された。
樋口智洋氏は、久喜駅の東口及び西口周辺のまちづくりの予定について質問。11月の定例会議で、久喜市都市計画マスタープランの一部改訂が行われたことを取り上げた。これにより、久喜駅の西口一帯の環境整備が久喜駅東口及び西口駅前整備に変更され、圏央道(仮称)久喜東スマートインターチェンジの推進も新たに加わった。
また、久喜駅周辺については地元商工会などと意見交換を行い、交通混雑の解消策や、新たなバスターミナルの設立、地域でのにぎわい創出に向けた意見が出揃ったという。樋口氏は、西口周辺のまちづくり計画や進捗状況を詳細に尋ねた。
その後、久喜市の都市計画マスタープランの改訂に伴う計画変更の有無、久喜駅東口の駅前整備案の有無、また久喜東スマートインターチェンジを利用した快適なバス運行の計画に関しても質問した。
続けて、樋口氏は市道久喜215号線の整備の見通しについても言及。北青柳地区を結ぶこの道路の整備が滞っており、市民からの早期整備の要望が寄せられていると指摘した。特に、小中学校の通学路でもあり、事故の懸念があるため、市の整備計画について明확な見通しを求めた。
さらに、樋口氏は市道久喜3号線と県道上尾久喜線交差点の安全対策についても質問。交差点からは左側が見えないことが多く、交通安全に資する対策を求めた。このように、樋口氏は様々な市民生活にかかわる問題について議論を促進し、迅速な対応が必要であることを強調した。
地域におけるまちづくりや交通安全対策が進むことで、市民の安心と利便性が高まることが期待されている。市の今後の取り組みに注目が集まる。