杉野 修氏は、今回の会議において、市民生活を守るための重要な課題を提起した。
まず、桜田2丁目のテニスコートに関する問題を挙げた。利用者がボールを打つ際、近隣の民家にボールが飛び込む事例があるとし、無用なトラブルが発生していると指摘した。杉野氏は「フェンスを強化し、高くする必要がある」と強調した。市の現状認識と住民への対応についての説明も求めた。
次に、局所豪雨による冠水問題に触れた。杉野氏は、特に冠水被害が常態化している29か所の現況や進捗状況を尋ねた。また、改善計画の立案状況や進捗状況について具体的な数値を挙げて求めた。倉松川流域の協議会への参加状況についても言及し、早急な対策が求められていると述べた。
さらに、鷲宮神社の大鳥居再建についても言及。大鳥居は地域振興のシンボルであったが、現在は倒壊しており、その影響が観光客や地域住民にマイナスの影響を与えているとのこと。杉野氏は「市がこの再建に主導的な役割を果たすべき」と考え、協議の開始を提案した。
最後に、久喜市が「子どもが権利の主体」となるための施策について言及。法律改正により、児童虐待防止や相談体制の強化が求められていることを述べ、過去3年間の実態についても質問した。杉野氏は、児童相談所の設置についても提案し、その具体的な体制や必要な資源について尋ねた。