市政に関する質疑が行われ、岡崎 克巳氏が多岐にわたる質問を投げかけた。主に経費削減や税収増、ゼロカーボンシティなどの取り組みが議論の中心となった。
経費削減策としては、公共施設の照明のLED化が進められてきた。この施策による効果について、岡崎氏は具体的な数値を求めた。特に本庁舎、総合支所、防犯灯、および小・中学校などに焦点を当て、その効果額や維持管理経費の削減について質問した。
税収増についての取り組みも浮上した。企業誘致数や定住促進策が成果を上げているかどうか、傾向を含めた施策とその効果額が問われた。特に固定資産税に関連する施策がどの程度功を奏しているかが焦点となった。
ゼロカーボンシティに関する提案として、EV補助の増額や公用車のEV化が挙げられた。岡崎氏は、公共施設及び小・中学校への太陽光パネル設置を推奨し、今後の方向性について市の見解を伺った。また、新エネ補助事業の強化やZEB化の進展についても市としての考えを問うた。
道路整備に関しては、東停車場線の整備スケジュールや古利根川に架ける橋の計画が取り上げられた。岡崎氏は、鷲宮産業団地青毛線の整備や、それに関連する青毛堀川に架ける橋のシンボル化の加速を求めている。
最後に公共施設アセットマネジメントに関する考えが示された。これまでの経緯を踏まえ、多様性が求められる取り組みについて市の方針を確認した。市長がどのように取り組んでいくのか、注目される。