久喜市議会で、成田ルミ子氏が様々な施策について質問を行う機会が設けられた。
特に女性活躍推進に関しては、平成27年に施行された女性活躍推進法から早くも5年が経過し、同市の女性管理職割合は20.1%である。
成田氏は「今後ますます、女性の社会進出が進むことに期待している」と述べ、施策の充実を図る必要性を強調した。具体的には、現在の施策、法改正に対する本市の対応、女性職員の管理職へのプロセスとその課題について質問を投げかけた。
また、市道久喜210号線の安全対策にも言及された。この道路は混雑が常態化しており、車両の交互通行が行われているが、待避所がないため危険な状況が続いている。成田氏は、「走行する自動車の安全対策だけでなく、住民の安全も考慮する必要がある」と訴えた。
さらに、子どものインフルエンザワクチン補助の必要性も挙げられた。成田氏は、子どもたちの感染予防が重要であることを指摘し、「補助の導入について検討すべき」と述べた。
最後に、地域の防犯活動としての「わんわんパトロール」にも触れた。本年1月に発足したパトロール隊は、地域の安全を守るためにさまざまな施策を展開している。
成田氏は「愛犬家の協力を得て地域パトロールを強化したい」との考えを示し、地域住民による安全意識の高まりを期待した。