久喜市における交通安全対策が浮き彫りになった。市内の交通環境改善に向けた具体的な提言がなされた。
岡崎克巳氏は、道路上の外側線や停止線、横断歩道が消える、もしくはわかりづらくなっている状況を指摘し、早急な整備が求められると述べた。市内全域の調査が行われたか、また、外側線や停止線の所管部署について具体的な情報を求めた。
さらに、岡崎氏は庁内の検討会議の開催状況や、年次整備計画の策定についても問うた。夜間、信号機のない横断歩道が危険であるため、道路照明灯の設置が必要だとの考えも伝えた。特に、渋滞につながる交差点には「歩車分離式信号」の導入が不可欠と強調。これらのことについて、市の具体的な対応策を伺った。
また、県道幸手・久喜・加須線における歩道整備についても触れた。この区間の北側歩道は長年未整備で、県立高校の近くであるため、生徒や地域住民の交通安全上、早急な整備が求められると訴えた。岡崎氏は、埼玉県に対して強力に歩道整備を要望すべきだとの市の姿勢を問いかけた。