久喜市は、子ども医療費無料化を中学卒業まで拡大しており、「経済的負担の軽減」や「早期治療による子どもの健全な成長促進」を実現している。
これを受けて、議員の大橋きよみ氏は、さらなる「子育て安心」を実現するために、子ども医療費無料化の対象年齢を18歳まで拡大する必要があると述べた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの市民が厳しい経済状況に直面していることから、保護者への支援が今まで以上に重要であると指摘する。
大橋氏は、具体的に埼玉県内の子ども医療費無料化を18歳まで拡大している市町村の数を把握し、支出状況についても詳細を求めた。さらに、経済的負担が増す高校生の保護者に対する市独自の支援策を講じるべきと考えている。特に、高校進学率が99.3%と非常に高い久喜市では、高校生の保護者への配慮が欠かせない。
また、介護分野においても、新型コロナウイルスの影響で高齢者が参加を控える「通いの場」について、開催状況や対策を求めた。高齢者の社会との繋がりが重要であり、引き続き「通いの場」の開催が求められている。特に、高齢者が自宅でできる介護予防の冊子作成が必要であるとした。
道路に関して、大橋氏は市道久喜2541号線と市道菖蒲62号線について整備が必要であると主張した。特に道路冠水の危険がある久喜2541号線では、U字溝の清掃状況や道路の高さを見直すべきであると訴える。一方、菖蒲62号線については利用者が多く、安全面での整備が急務であるとている。