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子ども支援策を巡る議論が活発に展開

市政において、5歳児健診や共通投票所の導入、子どもを守るアプリ「コドマモ」などが議論された。
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市政における重要なテーマとして、子どもに関連する施策が議論される場となった。

大橋きよみ氏は5歳児健診について詳しく質問した。これにより、「特別な配慮が必要な子どもに対し早期介入ができ、課題の気づきや生活への適応が向上する可能性がある」と強調した。また、学童期の不登校発生数の減少に関する研究結果も挙げ、健診の必要性を訴えた。具体的には、集団健診の実施方法に対して、保護者の気づきを促すことが重要であるものの、デリケートな問題を考慮すべきとの認識を示した。

次に、共通投票所の導入について言及し、高齢者の投票機会確保の観点から、平成28年の法改正を受けた新たな施策を求めた。「自宅の近くに投票所があるにもかかわらず、投票区域の決まりにより不便を強いられているという声が多い」と述べた。これには、投票支援カードの導入を求める声も上がった。現在の制度では「申し出る」ことが原則であり、サポートが必要な人々がより容易に支援を受けられる環境整備が必要とされる。

また、子どもを性犯罪の被害者にも加害者にもさせないためのアプリ「コドマモ」に関しても、大橋氏は強い関心を示した。特に「近年、自撮り被害が全国的に増加しており、十代の子どもたちの間で深刻な問題となっている」と危惧感を表した。愛知県警が開発したこのアプリは、危険な行動を自動で検知し、親に向けて注意喚起を行う。しかし、未だに広く認知されていないため、周知・啓発が重要であると訴えた。

最後に、大橋氏は市内の道路反射鏡のメンテナンスについても言及した。「点検や清掃が不十分で、交通事故を引き起こす原因となることがある」と指摘し、定期的な点検と清掃作業の実施を提案した。市の安全性を高めるためには重要な施策であると述べた。

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議会名令和5年9月市議会
議事録
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