久喜市におけるこどもや妊婦への支援策が大橋きよみ議員により提起された。
議員は、妊婦や子育て世帯の孤独感や不安感の解消に向けた取り組みを強調。特に、リトルベビーハンドブックの交付について、昨年度の低出生体重児の誕生数など、具体的なデータを元に質問が行われた。昨年、本市で誕生した低出生体重児の数が何名か、その調査結果が可視化されることが求められている。さらに、リトルベビーハンドブックの交付窓口や、サイズについても確認が必要とされた。
加えて、低出生体重児に対する産後ケア事業の拡充が訴えられた。支援が産後4か月未満の母子に限定される現在の制度では、低出生体重児の母子には配慮が足りないのではないかと指摘された。また、ホームヘルパーの派遣基準に対する適用の拡大も求められている。
また、放課後児童クラブの課題改善についても言及。登録児童数の増加による施設の定員超過問題に対し、具体的な人数および施設数について情報開示が期待されている。この背景には、教育環境のさらなる充実が求められていることがある。
自転車用ヘルメットに関する購入補助についても重要度が強調され、市内在住の中学生への無償配布が提案された。安全性の観点から、市民への自転車交通安全教室の開催などが必要とされている。
さらにふれあい収集について、特に高齢者や障害者への支援が求められている。収集業務の市への移管後も、現行のサービスが継続されるかが重要な課題となっている。また、インターネットでの申請の可能性についても確認が求められた。
議最後には、和田前公園から北の小道を繋ぐ老朽化した橋の改修が提案され、高齢者に配慮した安全対策が必要とされている。これらの課題に対し、具体的かつ実態に即した対応が求められている。