盛永圭子氏が久喜市の市政に関する質問を行い、市民の生活向上を求める発言をした。
その中で、「市内循環バスについて」の問いかけに対し、市が運行形態を定めた経緯や公共交通の利便性を強調。高齢化が進む地域において、移動手段が乏しい市民の声を代弁し、「弱者を救済するための運行が必要だ」と主張した。
さらに、参加者の「免許証を返納したいが循環バスがない」との訴えに対し、どのように考えているのか問い質し、他市との違いを疑問視した。また、菖蒲トレーニングセンターの管理については、施設の老朽化や維持管理の不備を指摘。市民の利用に支障が出ている現状に対して、「公共施設としてきちんと管理するべき」と市の見解を求めた。
菖蒲給食センターについては、前市長の計画に沿って新しい施設の建設が決まったことに対し、旧センターの利用方針を尋ねた。他にも、生活道路の砂利道の舗装について、これまでの要望件数や対応状況を明らかにするように求めた。市長に対しては、これらの意見が決して個人的なものでは無いと強調しており、合併地域の市民ニーズを反映させるべきという姿勢が見受けられる。
盛永氏の質問は、市民サービス向上への強い期待を示すものであり、市の対応が注目される。市民がより快適に過ごせる環境が整備されることが望まれる。