久喜市議会において、園部茂雄氏が市政に関する重要な課題を提起した。
主なテーマは、(仮称)ねんきんサテライト久喜の設置を求めること。昨年、加須市役所に設置されたねんきんサテライト加須は、市民から高い評価を得ており、今後の久喜市でも同様のサービスを実現する必要性があるとした。
園部氏は、まず加須の利用状況について尋ね、久喜市内に分室が必要であるとの声を市に届けた。さらに、日本年金機構との協議を促す考えを示した。
次に、会計年度任用職員募集の適正な表記が重要であることを指摘した。現在の公募チラシには、採用予定人数を116人程度と記載しているが、実際には契約継続などにより数が異なる状況にあると述べた。これに対し、応募者に混乱を招く恐れがあり、より正確な人数表記が必要であると強調した。
また、応募数や未達時の対応方法についても質問し、公平な選考プロセスを求めた。契約者中の有能な方々を優先するべきとの意見も提案した。
最後に、職員自主研究会への活動支援の重要性を訴えた。働き方改革を進める中で、正職員数が減少する現状にあたり、業務改善を図ることが求められ、自立型職員の育成が必要であると指摘した。
職員自主研究会の現状把握と活動支援の強化が自治体に求められているとして、市の考えを問う形で結んだ。市の対応が今後注目される。