市議会において、鈴木松蔵市議が市政の重要なテーマに取り組んだ。
まず、LGBTに関する問題が浮上した。市長に対し、パートナーシップ制度が憲法に反しているとの指摘について見解を求めた。鈴木市議は「婚姻は両性の合意のみによって」との憲法の条文を挙げた。
また、他自治体でのLGBT関連のアンケート結果にバラつきが見られることを指摘し、市はこのデータをどのように評価するのかと問うた。
パートナーシップ制度の利用者が少ないことについても「これはどう受け止めるべきか」と質問した。
次に、道路整備についての質問が議題に上がった。市道久喜215号線の南半分が整備されていない理由を問うと共に、用地買収は済んでいるが物件補償が行われていない問題についても市長に回答を求めた。鈴木市議は「今年度中に物件補償が完了するのか」と続け、整備進捗の見通しを尋ねた。
江面児童クラブに関しても提言が寄せられた。定員を満たしつつある同クラブについて「狭さを解消し、トイレや冬期の照明を充実させてほしい」と要請した。
さらに、市道久喜7号線の拡幅用地提供者が除外申出を行っている件については、審査に2~3年かかる見込みであるとして、迅速な対応を求めた。市長の見解を引き出すべく再度主張した。
鈴木市議の発言は、市政における多様性とインフラ整備の必要性を暗示しており、今後の行政の対応が期待される。