新久喜総合病院の社会医療法人化と市道整備についての議論が行われた。
当該病院は、令和3年に埼玉県より社会医療法人として認可された。岡崎克巳氏は、新久喜総合病院が地域医療に貢献しており、救急体制が県内でトップクラスであると指摘。さらに、「24時間、365日、断らない医療」を提供し続けていると述べた。
今回の病院再編成は、経営不振からの再生を目的に進められている。特に、過去の補助金問題を解消し、地域の中核病院としての地位を確立する努力が評価されている。市民のニーズに応える形での医療体制の整備が求められており、大きな成果を上げた事例として注目されている。
一方で、医療法人化に関する協議も進められており、運営協議会においては社会医療法人としての機能強化が図られている。岡崎氏は、市長に対しこの点への意見を求め、医療法人化がもたらす利点についても考察を促した。
市では、自治体が運営する病院との連携を含め、地域内での医療サービスの向上を目指している。市道の整備に関しても、現在の工事計画や進捗状況が議題に挙がった。特に、市道久喜2号線と12号線の交差点改良は、市民の安全面を重視した取り組みとして注目された。
また、古利根川水循環センターの水路付け替え工事も行われており、進捗が問われた。岡崎氏は市道久喜9405号線の拡幅計画に触れ、今後の交通の流れを円滑に保つ施策について慎重な取り組みを求めた。医療と交通インフラの両面から、久喜市民の生活の質向上に向けた方策が模索されている。