市議会での重要な議題として、パートナーシップに関する規則・条例の制定が取り上げられた。
鈴木 松蔵氏は、まず憲法との関係について疑問を投げかけた。市の取り組みが憲法に違反している場合、その効力が無効とされるが、違反していないのであれば慎重な説明が求められると強調した。
次に、憲法とは別にどのような内容を検討し、いつまでにまとめるのかについても具体的に問いかけた。また、その際にパートナーシップに関する規則・条例の制定がもたらす効果についても関心を示したうえで、特に市役所が行う証明書の発行に関する権限の所在についても言及した。
鈴木氏は、同性婚のカップルが通常の夫婦と同様の証明書を受け取るという点について、市長がどのようにその権能を持つのか、事実上の運用を懸念している。これらの質問は、パートナーシップに関する制度の設計と実施において掘り下げて行くべき重大な課題である。