久喜市議会での議論が注目を集めている。
新井兼議員は若者の投票率向上について言及した。特に、主権者意識を醸成する施策の重要性が強調された。「18歳選挙権の導入以来、若者の投票率はどう変わったのか。選挙管理委員会はその動向について見解を示すべきだ」と述べた。
また、若者を対象とした選挙啓発の取り組みも求められた。新井氏は「選挙模擬投票などを通じ、主権者教育を拡充する必要がある」とした。さらに、駅やコンビニでの選挙広告活用の重要性も指摘し、選挙管理委員会に具体的な施策を求めた。
次に、新井氏は香害に関する問題にも言及した。この健康害の認識について「市としてどのように取り組むのか」と問う。香害による健康被害を訴える市民の声に耳を傾ける必要があるとの認識を示した。市民生活相談や職員への啓発活動についても理解促進が求められる。
新井氏は「香害に苦しむ人々のために、ポスターなどを使用した啓発の実施が大切だ」と強調した。不安を抱える市民に対する理解を深める政策が求められる。
最後に、公民館の役割について触れた。「公民館が地域コミュニティの拠点として機能するためには、運営の見直しが必要」と述べつつ、地域のニーズに応えるためのメンテナンスが重要であることも強調された。昨今の少子高齢化により、公共施設の老朽化が問題視されている。