久喜市の大橋きよみ議員が市政に関する質問を行い、特にSDGsへの取り組みや保育所入所選考のAI活用について言及した。
議員は、SDGsの推進には自治体間のパートナーシップが重要であると強調。
その上で、新たに始まった「連携協定活用事業」について本市の認識を尋ねた。
また、災害廃棄物処理についても言及し、常総市での取り組みを参考に、災害ごみを初めから仕分けすることの必要性を訴えた。常総市の視察から、マンパワーの確保も急務であるとし、警備会社との連携協定締結を早急に進めるべきだとの考えを示した。
次に、AIの導入についても議論。
保育所の入所選考は待機児童問題に直結しているため、現在の選考業務の現状を確認するとともに、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やAIを活用することで、効率的に進められる可能性について尋ねた。
さらに、香取公園における適正管理について市民からの苦情が寄せられていることを踏まえ、環境と衛生管理の重要性を訴えた。
また市道菖蒲29号線においても、安全確保のための手押し信号設置を求める意見があり、地域住民からの要望に応えるため、再調査を行う必要性を指摘した。
最後に、医療費の無料化拡大についても言及。
高校生までの医療費無料化の拡充を提案し、その財源についても市に問うた。
教育費の軽減を図り、少子化対策にも寄与するのではないかとの期待も込められていた。
これらの質問を通じて、議員は久喜市の施策に関心を示し、住民の生活向上を促進する上での重要な課題に光を当てることとなった。