久喜市の市政に関する質問が行われ、「久喜市立小・中学校の適正規模・適正配置」など重要なテーマが浮き彫りになりました。
議員の榎本英明氏は、まず小・中学校の適正規模の基準について質問を行い、その後適正配置の基準や複式学級の編制予定についても確認しました。「複式学級の編制に関しては、今後の教育方針に大きな影響を与える」と榎本氏は述べました。
次に、下水道工事の設計図に関する質問が続きました。榎本氏はコンサルタント会社が設計を行う際の土中の埋設物確認や、追加工事発生時の責任の所在について詳しく尋ねました。「入札前に発生した工事に関する責任を明確にすることが求められる」との指摘がなされました。
新ごみ処理施設に関しても、榎本氏は運搬車両の通行ルートや台数についての質問を行い、周辺道路や河川整備の必要性を強調しました。「地域住民への周知も含めた、道路整備の計画が重要」との見解を示しました。
また、観光地域の整備についても言及があり、萩の径の整備プロジェクトに関して榎本氏は情報の発信を評価しつつ、秋のシーズン後の整備の必要性を訴えました。「これにより遊歩道としての機能を保持する重要性がある」と述べました。
市道の路肩整備や農業者トレーニングセンターの代替施設の必要性についても質問が続きました。下校時間帯における安全確保や利用者の利便性向上が求められています。榎本氏は、「このような施策は地域住民の安心につながる」とコメントしました。
最後に、小林地区のＵ字溝に対する懸念が表明され、事故の危険性が指摘されました。榎本氏は久喜市に対し、早急な対処を促す姿勢を崩しませんでした。「状況の把握と迅速な対応が必要である」と強調したことは、多くの市民が同様の懸念を抱いていることを示しています。