久喜市議会は令和3年12月24日、11月定例会を開催した。多くの議案が上程され、活発な議論が行われた。議会は午前9時20分に開会し、全27名の議員が出席した。
この日の主な議題には市長提出の追加議案が含まれ、特に人権擁護委員の推薦に関する内容が注目された。梅田修一市長は、この委員について過去の業績を強調し、多年にわたり市の人権擁護に貢献してきたことを説明した。提案されたのは佐々木伸世氏であり、彼はこれまでの業務での活躍が評価され、再任が望まれている。
また、今定例会では、議員提出の意見第15号に関する話題も取り上げられた。この意見書は沖縄戦の戦没者の遺骨が混入する土砂の埋立てを禁止する内容であり、多くの議員が賛成の意を表明した。特に猪股和雄議員は犠牲者への敬意を強調し、埋立てに対する強い反対を表明した。対する意見もあり、平沢健一郎議員は意見書の必要性について疑問を呈し、埋立て問題を掘り下げる姿勢を見せた。