久喜市では、市役所本庁舎の増築に向けた議論が進められている。
成田ルミ子議員は、全体協議会での組織機構改革の説明に基づいて質問を行った。特に、本庁舎の狭隘化解消のための仮設会議室棟の設置が提案され、コロナ感染防止にも力を入れるべきだと強調した。職員にとって快適な環境作りは、市民サービス向上にも寄与するとの見解だ。
「令和6年度の組織機構改革では、会議室棟のプレハブ建設によって業務スペースの改善が期待されるか」と問うた。また、昼食の際の休憩室の確保も含め、会議室棟による改善の見込みについて尋ねた。
さらには、組織改革に合わせた増築の重要性や、用地買収についても市の考えを求めた。特に、隣接する県立図書館との協議が必要との見解も示した。
次に、新型コロナウイルスに罹患した方が相談できる窓口についても質問した。彼女は、感染症の影響で不安を抱える市民が多くいると指摘。現在の支援体制や、専門的な相談窓口の必要性を強調した。
さらに、自宅療養者への支援の終了後、困窮した際の対応策についても質問。特に、家族全員が罹患した場合の措置について市の考えを探った。
最後に、久喜市新ごみ処理施設に家具や雑貨のリユースセンターを設置すべきだと提言した。家具や雑貨のリユースが進む中で、自治体主導のリユースセンターの設置により市民間の交流の場になることを期待している。