久喜市における公園管理に関する質問が市議会で取り上げられた。
平沢健一郎氏が、所属する議席番号13にて市内の公園管理状況に対する懸念を表明した。彼は、現状の雑草の繁茂や遊具の埋没状況を指摘し、維持管理の基本方針に関する質問を行った。具体的には、除草の回数を増やすべきではないかとの考えを述べ、政治的な責任を問う形で改善を求めた。
また、合併以前の公園管理方法との違いにも言及した。市民からは管理の質に対する不満が多く寄せられており、平沢氏はこの声を受け、過去の方針を再考する必要性を強調した。更に、専門家による公園管理部門の設置を提案し、環境改善に向けた具体的なアプローチを促した。
次に、ブルーフェスティバルやあやめ・ラベンダー関連施設の整備について言及した。このイベントは新型コロナウイルスの影響で中止となり、財政面や管理体制への見直しが求められている。平沢氏は、昨年の長雨によるラベンダーの枯死について、その管理と復活に向けてどのような対策が講じられるのか質問した。
さらに、しらさぎ公園のラベンダー植栽についても問題視し、適切な管理体制の構築が急務であると訴えた。今年度のあやめに関しても、期待される品質を未達で評価され、今後の改善策を問う場面が見られた。
最後に、久喜市の食育推進についても言及された。新しい学校給食センターの設置に伴い、「第3次健康増進・食育推進計画」の策定が進行中であると述べた。食育に対する市の基本方針や進捗状況に加え、産学連携の重要性についても質疑が行われた。