久喜市において、議員からの重要な質問がいくつか提起された。自殺者を減少させるための取り組みが特に強調され、安心安全な社会の実現が求められた。
日本共産党の渡辺昌代氏が、市に対する具体的な手段を問う。親子無理心中事件が発生したことから、どのような対策が今後講じられるのか関心が集まる。市はこの事件をどのように受け止め、再発防止に向けての具体策を示す必要があると述べた。
また、渡辺氏は、年始年末における相談体制についても言及した。「必要な体制を整えることが市民の命を守るために重要だ」とした上で、実際の対応に疑問を呈した。このほか、広報の役割についてもコメントし、伝わる情報の重要性を強調した。
次に、県道12号線の渋滞改善について話が及ぶ。渋滞が長期的な問題であるとし、具体的な改善策を質問。上清久地域の歩道整備や信号設置に関して、早急な対応を求めた。住民の安全が脅かされており、実効性のある対策を迅速に進める必要があると意見が述べられた。
中央幼稚園の集約化についても、危機感が表明された。施設の評価が高いにもかかわらず、集約化が進められていることに対し、市民の声を無視した決定は許されないとの見解を示す。教育の必要性を訴え、待機児童問題にも触れ、その重要性を改めて確認した。
久喜駅西口の喫煙所に関しても、環境問題として取り上げられた。狭隘な喫煙所は受動喫煙を引き起こす危険があり、特にコロナ禍の状況においてはその影響がもっとも懸念される。市民が安全で快適に利用できる環境整備の必要があると訴えた。
最後に、ごみ処理施設の整備計画について渋谷氏は意見を述べた。将来的なリサイクルの取り組みが重要であり、市民の理解を得ながら進めることが求められる。すでに計画が進行中であり、早急に実行に移す必要があるとまとめた。