久喜市において、成田ルミ子氏が公共施設の優先予約の重要性について述べた。
地域のつながりを深める「ふれあい・いきいきサロン」が、
市内全域で60カ所で開催され、介護予防に寄与していると強調した。
昨今、参加者は増加傾向にあるため、サロンの安定した運営には
公共施設の優先予約制度が必要であると訴えた。
成田氏は、「ふれあい・いきいきサロンは公の福祉として捉えられるべきであり、
市はこの活動を支援するため優先予約の制度を
設けるべきだ」と提言した。
さらに、本庁舎の会議室棟を職員の休憩場所として利用できないか、という質問をした。
現在、職員は昼食を自席でとることを余儀なくされており、
休憩スペースの必要性が増していると述べた。
成田氏は会議室棟を開放することで
職員の労働環境向上に寄与する可能性があると期待を寄せた。
また、久喜提燈祭りについて安全対策の強化が求められる中、
昨年の祭りで見物客が増加し、雑踏事故の危険性が高まったという実態を指摘した。
成田氏は、「警備体制の見直し」を強く求め、
市が人で溢れる状況でも安全に祭りを運営できるよう
具体的な策を講じる必要があると考えている。
さらに、久喜市祭典委員会によるごみステーションの設置とボランティア募集についても
運営の目指す方向性を明確に示すよう促し、地域の理解と協力を得ることが重要であると述べた。
成田氏の質問は、地域福祉の促進や職員の労働環境、
地域イベントの安全性向上に繋がるものであると訴え、
市の活動の見直しを促している。