久喜市議会において、大橋きよみ市議は、市道の安全対策や高齢者のペット問題について質問を行った。地域住民の安全確保のため、具体的な対策の必要性が強調された。
道路に関する懸念として、菖蒲地区の市道菖蒲10号線の危険性が挙げられた。この道路は、ひどく傷んでおり、道幅も狭いにも関わらず、大型車が減速せずに進入する状況にある。大橋市議は「大型車の進入禁止区域を設けるべきだ」と市民の声を代弁した。修繕や路側帯の設置など、具体的な改善策についても尋ねた。
さらに、市道久喜2572号線と市道鷲宮414号線の交差点が見づらく危険なため、安全対策の検討を求めた。加えて、周辺の冠水対策についても言及した。
スーパーマルサン久喜店駐車場の水路に関しては、道幅が狭く買い物客の通行の危険が増す状況にある。大橋市議は、路肩の補修について進捗を確認した。歩行者や自転車の安全を考慮した対応が求められている。
また、市道久喜4116号線についても言及。水路の一部をふたをかけることで歩道として利用している部分があり、通行の安全が確保されていないと指摘した。歩道の舗装状態や段差のある個所も未修繕のままであり、改善を望む声があった。
高齢者のペット問題についても、社会的な問題として取り上げられた。急な入院や飼い主の亡くなりによってペットが取り残される問題は深刻で、地域での支援体制の必要性が訴えられた。具体的には、要支援・要介護認定者のペットに関する情報把握や、介護従事者の知識向上が求められる。
「高齢者が安心して地域で暮らし続けるためには、ペット問題も含めたサポート体制が必要です」と、大橋市議は強調した。