令和5年5月15日、久喜市議会は令和5年定例会を招集した。
議長選挙を経て、上條哲弘議員が議長に選出された。
上條議長は「公平公正を旨とし、円滑な議会運営に努める」と挨拶した。
続いて、議席の一部変更が行われ、盛永圭子議員等が新しい議席番号に移動した。
その後、会議録の署名議員の指名があり、大橋きよみ議員、斉藤広子議員、春山千明議員が指定された。
会期については、令和5年5月15日から令和6年4月30日までの約352日間と決定された。
また、この日の会議では、議員提出議案(決議第1号)の上程と提案理由の説明がなされた。
決議案は、5月11日に急逝した柿沼繁男議長に対する哀悼の意を表する内容であり、出席議員全員が賛同の姿勢を示した。
議案の質疑には市長が出席し、市民福祉の向上や市政発展に寄与する方針を語った。
特に、令和5年度の一般会計補正予算において、市が新型コロナウイルス対応の支援金を追加することが提案され、議員たちはその詳細な内容について質疑を行った。
一例として、トイレ改修に関する議論で、各施設の維持管理についても議論が及んだ。
猪股和雄議員は、トイレの工事計画について複数業者を使うことを提案し、早期修繕の必要性を訴えた。