市議会において、平間益美氏は、補聴器購入の条件を緩和し、さらなる公的支援を求めた。
加齢性難聴が70歳以上の高齢者に広く認識されている現状を考慮し、困難を抱える高齢者のための補助制度の拡充は重要な課題である。平間氏は、「補聴器は高価格なため年金生活者には経済的負担が大きい。特に成人に向けた補助条件の緩和が待たれる」と述べた。
具体的には市の現在の補助制度についての詳細を質し、過去3年間の利用者および利用できなかった人数を問うた。さらに、両耳の聴力が異なる困難を抱える人々への支援強化も提案した。
また、市内小中学校のトイレの洋式化についての計画も議題に挙がった。教育部が大規模改造の一環として取り組むことを説明したが、平間氏は、「トイレ洋式化を単独の事業として早急に進めるべき」と主張した。特に改修の具体策やスケジュールについての明確な回答を求めた。
さらに、歩行者安全の強化策についても発言した。大津市での事故を受けて、国からの通知があったことを指摘し、久喜市としても積極的な交通安全対策の必要性を訴えた。
最後に、青毛堀川の河川敷に手すりを設置すべきだとする要望があり、平間氏は「高齢者の安全な利用を確保するため、手続きの明確化と市の協力が不可欠」と強調した。これらの議論を通じて、高齢者や子供たちを支援するための制度や施策の見直しが求められている。