奈良政宏氏が市政に関する質問を行った。
質問の中で、特に「栗橋市民プラザ」の計画について強調された。このプラザは2024年に建設が予定されており、地域住民の生活に密接に関わるため、関心が高いとされる。しかし建設場所がまだ未定であることから、様々な意見が寄せられている。
奈良氏はまず、プラザを活用する市民のためのアンケート実施の計画について質問した。年内に公共施設利用者を対象に行うが、一般市民にも意見を求める重要性を訴え、幅広い意見を集める必要があると指摘した。「市の考えを伺う」とも述べた。
建設場所に関しても問われ、候補地として「栗橋いきいき活動センターしずか館」が挙げられた。この建物は耐震上の問題があり、1階部分しか利用できないことから、その扱いについても市の考えを求めた。万が一、選定されない場合の対応も重要な課題となる。
さらに、利用者団体への周知の必要性についても言及し、利用団体がどのように影響を受けるのか考慮されるべきと述べた。最近のプラザ計画では、行政機能、図書館、コミュニティセンターが含まれる予定であるが、現在の栗橋総合支所及び文化会館内にある図書室の扱いにも関心を持たれている。
奈良氏は次に、高柳地区の産業団地についても言及した。この施策は地域活性化にとって重要であり、進捗状況と今後の予定を尋ねた。
最後に、防災公園の建設に関する質問も行われた。近年の異常気象を考慮し、地域住民は早期の建設を求めている。水防拠点を含む防災公園の現時点での進捗状況と今後の計画についての説明が求められた。地域の安全面における重要さは、ますます増しているとした。