久喜市議会での発言内容が注目を集めている。
渡辺昌代氏(市議会議員)は、久喜駅の東西口におけるトイレの洋式化を求めた。特に西口ではトイレが故障している部分もあり、早急な対策が必要であると強調した。
続いて、高齢者向けの菖蒲老人福祉センターの送迎について言及。現在、一部バスで送迎が行われているが、利用希望者全員が利用できていない状況に改善の必要を訴えた。
また、公共施設における重い机の見直しも提起。高齢者による利用で持ち運びが困難な状況を指摘し、より軽量な機材への更新を求めた。特に久喜総合文化会館の机について問題を指摘。安全性を確保するための改善を提案した。
渡辺氏はさらに、後期高齢者医療費の負担割合が2割になったことにも言及。久喜市における対象者数やその割合、負担の決定基準について質問。同制度が世帯ごとの合算所得で判定されることについても疑問を呈した。
配慮措置についても詳しく説明を求める中で、複数の医療機関を受診する場合の取扱いについて疑問を提起した。負担増を抑えるための措置のわかりづらい説明に対し、簡潔で見やすい情報提供を求める声も出た。
最後に、地域生活道路の改善が求められる中、特定の市道の劣悪な状態に関する改善が強調された。久喜市を代表する議員として、市民の声を市政に反映させる姿勢がより一層重要視されている。このような提案に対する市の対応が期待される。