市政に関する質問が行われた。主な議題は県道春日部菖蒲線の進捗と太田袋地区の道路整備である。
県道春日部菖蒲線の仮称白岡久喜バイパスについて、園部茂雄氏は進捗状況を尋ねた。
このバイパスは朝夕の交通渋滞解消を目指した計画であるが、進捗の遅れが伝えられている。
当初は平成27年度の完成予定であったが、工事は停滞しているとのこと。地元への説明が不足している点も指摘された。
「県が実施するべき工事ではあるが、市も地域住民への周知を行う必要がある」と園部氏は強調した。現状の用地取得率や課題、今後のスケジュールについてこうした点を踏まえた情報の提供が求められた。
続いて、太田袋地区の道路整備改善についても質問があった。園部氏は、この地域の道路整備が他の地区と比較して遅れているとの認識を示した。特に路面状態の悪化や側溝整備の未実施が目立つという。
「久喜地区の他の市街化調整区域と同レベルの整備が求められる」と述べ、改善に向けた市の認識を求めた。市としては、整備状況の把握や今後の対応策が重要であるとされている。地域住民の意見も踏まえた政策の立案が必要とされ、今後の動向に注目が集まっている。