久喜市において、台風19号に関連する一連の災害対応についての質疑が行われた。
平沢健一郎氏は消防団の警戒活動について質問した。特に、スマートフォンを利用したハザードマップの閲覧方法について、PDF形式の改善を求めた。これは、災害時における迅速な情報取得を目的としている。「拡大・縮小できる地図ベースのデータ表示にすれば、即時確認が可能になる」とも述べた。
また、消防小屋におけるテレビの受信対応を問うとともに、災害時に携帯電話網が使用できなかった場合の相互連絡手段についても懸念を示した。栗橋駅西口の避難所問題にも言及し、栗橋小学校以外にも栗橋北彩高校を避難所として開放すべきとの意見を提起した。
これに対し、久喜市は様々な観点から対応を検討しているものの、情報システムの強化や、避難所の選定については市民の理解と協力が必要であるとの姿勢を示した。