市議会において、盛永圭子氏は、各種の市政に関する重要な質問を行った。
防災無線について、盛永氏は「無線が全く聞こえない地域が複数ある」と指摘した。この問題に対し、市の現状把握へ問いかけ、災害発生時の危険性を強調した。さらに、電話応答サービスの周知に関する意見も述べ、「市民にフリーダイヤルの番号を周知すべき」と提言した。
続いて地域の安全を見守る道路レスキュー隊の任務について質問があった。氏は、隊が道路活動をしているか否か、また、河川沿いの雑草処理の遅れを問題視し、早急な対応を要請した。この中で、道路パトロールの目的についても確認した。
さらに、菖蒲地区の側道に架かる橋について取り上げた。盛永氏は、「圏央道が開通して10年以上が経過し、側道利用は進んでいるが、橋が架かっていない状況」を問題視した。現状把握を求める一方で、今後の橋架設計画も質問した。
また、市内循環バスの運行状況についても言及された。年間利用人数や業務委託料について尋ね、「交通不便地域への循環バス未運用の理由」を問いただした。これは地域住民の利便性を懸念する内容でもあった。
最後に集落排水施設の環境整備についても注目が集まった。盛永氏は、地域の区長が除草や伐採を行っている現状を報告し、市による管理の必要性を訴えた。「今後市で管理の可能性を伺いたい」との考えを示した。こうした質問を通じて、地域の課題解決に向けた市の対応が求められている。