本町小学校の老朽化が進む中、教室の雨漏りや改修が急務となっている。
成田ルミ子議員はこの問題について、議会で具体的な質問を行った。校舎の構造から完璧な雨漏りの解消は難しいとし、補正予算での進捗や残る課題を確認した。この学校の統廃合についても言及し、教育委員会からの情報をもとに、市の方針を問うた。
「6月議会の補正予算によって、本町小学校の改修はどのくらい進んでいるのか」と成田議員は述べ、数項目に渡り具体的な質問をした。久喜中学校区における統廃合の説明が進められ、来るべき大規模改修や建て替えの選択肢についても示された。
さらに、生活道路の美化活動についても触れた。コロナ禍で地域のコミュニティ活動が制限される中、行政任せでの美化活動に懸念を表明。「店舗にも協力をお願いしたい」と強調し、市民の意識を促す内容を提案した。
美化活動をより円滑に進めるための「道路里親制度」の新たな呼びかけを促し、地域の協力が不可欠であることを訴えた。成田議員は、コロナ禍でも美化活動に対する意見交換の重要性を指摘し、財源に関連した課題も挙げた。
最後に、歯科検診後の児童生徒の受診状況についても触れた。特に、マスク生活の影響による虫歯リスクの増加を懸念。「児童生徒が速やかに受診することが非常に大事だ」と強調。治療確認や学校での声掛けについても質問した。
これらの問題に関して、今後の市の施策と方針に注目が集まる。