久喜市における市政に関する重要な質問が提起された。
田村栄子氏(議員)は、済生会栗橋病院の移転後の進捗状況について質問を行った。具体的には、秋谷病院との話し合いがいつ頃から始まるのか、また市民にとってより良い病院を希望する立場から市の支援の必要性についても意見を述べた。
新型コロナウイルスに関連しては、感染者数の増加が続く中で市の認識を問い、無症状者に対するスクリーニングの必要性を指摘した。田村氏は、無症状者も感染拡大の原因となっている現状を受けて、都市全体に対するPCR検査の実施について市長に決意を求めた.
液状化対策についても言及した。田村氏は、過去の検討委員会の報告に基づき、液状化対策工事がほぼ完了した旨の説明が被害を受けた住民に対してされるべきだと主張した。地盤沈下の状況について、住民の不安を解消するため、相談窓口の継続が必要であるとの見解を示した。
地球環境問題に関しては、市内のごみ処理施設でのプラスチック焼却の危険性について警鐘を鳴らした。特に、プラスチック製容器とその他の燃やせるごみを混焼すると有害物質が発生する可能性があることを指摘し、その除去対策の徹底を求めた。
最後に、防災問題についても提案がなされた。田村氏は、栗橋地区の避難環境の整備の重要性を強調。市民に対してハザードマップの普及を進めるべきであり、新たな手段としてテレビ放送を利用することを提案した。