市政に関する質問が議論された。
特に高齢者の交通手段の問題が取り上げられた。盛永圭子氏は、公共交通のあり方について質疑を行った。市内循環バスが現状中心市街地のみを運行していることに疑問を呈し、交通不便地域への運行拡大を求めた。秋山先生の講演内容を引用し、久喜市との広域化の可能性についても意見が交わされた。
農業者トレーニングセンターについての問題提起もあった。アリーナの空調設備の故障が長引いており、冬場の活動に支障をきたしている。盛永氏は、利用者が多く「いきいき体操」などの人気プログラムが行われているが、今後の活用策について質問した。
また、教育関連では菖蒲南中学校と菖蒲中学校の統廃合に関する質疑が行われた。保護者や児童の理解度、解決済みの問題点、及び通学路の安全対策についての意見が求められた。特に通学方法については地域への影響が懸念されている。
さらに、菖蒲温水プールの利用状況に関しても調査が要請された。平日と土日の利用者数、年代別の利用者数、健康促進のための広報活動について、詳細が求められる。
防災無線に関しても苦情が多く寄せられている。市民からは、聞こえづらいとの意見が続出しており、改善の見込みが問われている。特に自然災害時の報告が不十分であったとの指摘があった。
火災現場への消防自動車の到着時間についても問題となっている。先日発生した住宅火災において到着が遅れたことが問題視されており、体制改善が求められている。市民からの声を受け、多くの課題が浮き彫りとなっている。