市内で働く介護職への介護職員初任者研修の費用助成が提案され、介護職の人材確保を図る方針が示された。
宮崎亜希氏(議員)は、介護職員初任者研修の高額な費用が障壁となっている現状を指摘した。
同氏は、他の市の事例を挙げつつ「本市でも費用助成事業を行うべき」と考えを述べた。
具体的には、草加市のように研修費用を補助する方策を示した。
本市の高齢化率が31.32%に達し、今後も高齢化が進む見通しを踏まえ、「質の高い介護職の人材確保が急務」と強調した。
続いて、宮崎氏は安定した介護予防事業「はつらつ運動教室」について言及した。
コロナ禍の影響で高齢者の外出が減少し、運動不足が深刻化していると警告し、
「参加が無料であることのみを告知するページが問題」と指摘した。
予約必要性の周知や、定員数の明示を求め、地域への広報強化を訴えた。
さらに、はつらつリーダー不足を話題として挙げ、「講座の拘束時間を短縮し、参加しやすい環境を整えるべき」と提案した。
それに加え、リーダー希望者の参加促進のため、研修内容の簡略化も提案に加えられた。
次に、悪質な屋根修理業者による被害についても言及があった。
市民から寄せられた訪問詐欺の報告を受け、対策強化が求められる中、
宮崎氏は、屋根修理の訪問詐欺の注意喚起に関する具体策を問うた。
広報活動の強化や、消費者被害防止講座の実施の提案がなされた。
最後に、フルマラソン構想についても質問があり、市長の見解が求められた。
具体的な判断基準や、開催形式の柔軟な検討に対する答弁が期待される。