市政に関する質疑が行われ、パートナーシップに関する規約が議題として取り上げられた。
鈴木 松蔵市議（議席番号 24）は、複数の質問を通して市長の意見を求めた。まず、憲法に違反する可能性について指摘し、「見解を求める」と述べた。続いて、遵守すべき憲法と行政執行の関係を問うた。
さらに、鈴木市議は、パートナーシップ制度の存在について疑念を示した。市として存在するとされる制度に関する具体的な説明を求め、「制度がないと考える」と強調した。このほか、パートナーシップ関連の効果についても疑問を呈し、他自治体でのデータ公開状況を引き合いに出して、「効果が不明」と訴えた。具体的な施策の成果を示す情報が不足しているとの考えを示した。
市がパートナーに証明書を発行する権限がないとする主張についても疑念を持った鈴木市議は、なぜその取り組みを行うのか問いただした。さらに、同性同士の事実婚を認めない判決について、市の見解を求める姿勢を見せた。名古屋地裁の判決を例に挙げ、「市の見解を求める」と改めて表明した。
鈴木市議は、権限の有無や施策の効果に関して、いずれも具体的な根拠を示すよう市に強く求め、透明性の重要性を訴えた。