市内での農業経営の安定を巡り、地域のセーフティーネットやサービスの充実が求められている。
新井兼氏は、農業経営のリスクを軽減するため、収入保険制度や農業共済制度の利用促進について発言した。具体的には、耕地面積ベースでの加入状況の把握を問うと共に、収入保険制度と農業共済とのメリットやデメリットについての市の見解を求めた。
また、保育所における医療的ケア児の受入れ状況に関しても言及した。市内の保育所での受入れの実態や、施設の対応状況を問う中で、看護師など専門人材の確保が重要と強調した。必要な支援体制の整備やガイドライン策定のスケジュールについても市の見解を求めた。
デジタル化の推進に関して、新井氏は、行政区の活動に対するデジタル化の進展状況を伺った。市の支援策として、電子回覧板の導入や実証実験の検討を提案し、行政サービスの効率化に寄与する考えを示した。
さらに、市有財産のピアノの利活用についても議論された。音楽の街・久喜市として、寄贈されたピアノを活用した施策の検討と利活用状況への配慮が求められる。