成田ルミ子氏が市政に関する質問を提起した。主な議題は、道路レスキュー事業と新型コロナウイルス感染症対策であった。
道路レスキュー事業に関して、成田氏はパトロールや通報システムの対応実績を問うた。特に、市民から受けた通報に関して、簡易工事と専門業者への依頼が必要なケースや、過去に所管がなかったものも含めた対応方法について明らかにするよう求めた。更に、簡易工事の後に本格的な修繕が必要となった場合の計画策定についても言及した。
新型コロナウイルス感染症対策として、特に熱中症対策が重要であると指摘した。成田氏は、暑さの中で登下校をする児童生徒に対し、日傘の使用を推奨することを提案した。また、教室内の暑さ対策と感染症対策の換気とのバランスをどう維持するかが問題となっていると訴え、登校初日の教室の快適性について確認した。さらに、感染症と熱中症の対策が並行して必要であることを強調し、新しい生活様式でのマスクの使い方について児童生徒の実態を問い合わせた。
最後に地域提案型活動事業補助金について触れ、コロナ禍の影響で本年度の応募が停止されたことを受け、市民のアイデアをもとにした新たな地域づくりがどのように進められるかを尋ねた。成田氏は、集客イベントだけでなく多様な形の事業提案が可能であると考え、市としての考え方を確認した。
これらの質問を通じて、成田ルミ子氏は市民の安全と健康を守る政策の充実を求めた。