久喜市における市政に関する重要な質問が、最近の会議で取り上げられました。
特に注目を集めたのは、小中学校の体育館へのエアコン設置に関する問題です。園部茂雄議員は、文科省が屋内運動場に対する断熱性を必須条件としていることを映し出し、エアコン設置の必要性を訴えました。また、総務省の支援により、設置費用の70%が交付税措置される点も強調され、他の自治体同様に久喜市も設置を進めるべきとの見解を示しました。さらに、埼玉県内の小中学校のエアコン設置状況についても情報提供を求めました。
次に、園部議員は執行部に対してのタブレット導入の推進を提案しました。彼は議会のタブレット導入から7年が経過し、地方議会でも普及が進んでいる状況を指摘。タブレットを活用することによって、ペーパーレス化や各種行政サービスへの利活用が進むと述べ、今後の方針についての詳細を求めました。
さらに、ヤングケアラー問題についても議論が展開されました。11月がヤングケアラー月間であることを踏まえ、園部議員はその実態把握の重要性を指摘しました。行政と教育機関が連携して取り組むべきであるとの意見を述べ、今後の具体的な施策について明確な回答を求めました。
これらの問題に対して久喜市は、早期に具体的な対応策を検討し、市民の声を反映させた施策を実現する必要があるでしょう。今後の取り組みに対する期待が寄せられています。