6月12日に開催された久喜市議会令和5年6月定例会では、諸般の報告や委員長報告、また市長提出議案が上程された。
議の中で、特に会議期間の決定が重要視され、令和5年6月12日から7月6日までの25日間に設定されたと報告された。議会運営委員長の新井兼議員は、提案された議案が多岐にわたることを示し、その中には市長から提出された補正予算も含まれると強調した。
また、所管事務調査についても報告され、教育環境常任委員会の大谷和子委員長は新ごみ処理施設についての進捗や先生たちの働き方改革について言及した。
同委員長は、「教師の残業時間を360時間以内に抑えるための施策が進められている。特にオンライン研修や留守番電話の活用などの方法で働き方の改善が図られている」と述べ、今後も改善に向けた取り組みを続ける意向を示した。
また、補欠選挙についても数件が行われ、埼玉東部消防組合議会議員選任の際には、春山千明議員が指名され、異議なしの中で決定された。
市長からは、議案として提出された令和5年度の一般会計補正予算についての説明があり、歳入に関しては6,153万円の増額が見込まれていることが報告された。