久喜市の市議会において、圏央道の側道と市内の子どもたちの朝食に関する重要な質問がなされる。
議席番号１４の宮崎利造氏は、圏央道の側道（北側地域幹線道路）の早期利用促進について説明した。側道は平成２９年度に一部供用が開始されたものの、久喜駅東側の市民にとって接続が悪く、利用に不便を感じているという。
宮崎氏は、前回の議会で提案した市道久喜１３号線から市道久喜２０３号線を延伸する新たなルートの重要性に触れた。この案により、既存の道路も利用が可能で、橋梁の必要が無いため、費用も削減できると説明した。また、宮崎氏は現在の調査の進捗状況と今後の用地測量や築造工事のスケジュールについて質問した。
次に、宮崎氏は学校での朝食ボランティアの状況についても言及した。新聞やテレビの報道から、朝食をとらない子どもたちや、そのために支援が必要な家庭が増えているという現状を指摘した。特に貧困家庭の増加が懸念される中で、久喜市における要保護・準要保護世帯の児童・生徒数の変化についての情報を求めた。
また、朝食をとらない子どもたちの実態調査の進捗や、教育委員会が今後どのように対応していくかをも尋ねた。これらの質問を通じて、地域の児童に対する支援策の必要性が強調され、市の具体的な対応が期待されている。