久喜市議会において、杉野修氏が市政への様々な質問を提起した。
特に注目されたのは、JR東鷲宮駅に伝言板を設置する提案だ。杉野氏は一昔前の駅前に見られた手書きの伝言板の価値について話し、実際に都心部の駅では設置後1週間で約1000件の書き込みがあったと述べた。これにより、家族や友人との心温まるコミュニケーションツールとしての役割が期待されると強調した。数名の通行人が「懐かしい」「久々に見た」といった反応を示し、駅利用者の好評を得ていると指摘。
また、杉野氏は東鷲宮駅前の旧イオン店舗ビルの解体に際しての環境問題についても言及した。解体作業による騒音と振動が周辺住民に与える影響は大きく、住民からは「ヘリコプターが落ちたと感じた」との声も寄せられている。加えて、現場への配慮が不足しており、周辺住民への情報共有がなされていない状況も問題視された。市は、解体業者に対して必要な対策を求めているが、その具体的な内容についての確認が必要であると指摘した。
さらに、沼井公園に繁殖するシロサギやアオサギの被害についても問題提起した。羽毛や悪臭の影響が周囲の住民に深刻な健康問題を引き起こしており、「窓が開けられない」という苦情が寄せられている。シロサギは駆除が可能な害鳥と位置付けられるが、法律による保護があるため、駆除の実施には注意が必要であるとした。今後、住民からの要望を受けて、適切な対策を講じる必要性が強調された。
最後に、学校給食費の無償化についても言及した。全国的に給食費の無償化が進む中、久喜市でも独自の支援策を考える必要があると訴えた。物価の高騰によって家庭の経済的負担が増えている現状を考慮すると、無償化は「究極の子育て支援策」となると力を込めた。
すべての提案は、地域住民の生活環境の向上や子育て支援に寄与するものであり、今後の市の対応に期待が寄せられる。