久喜市における市政に関する質疑が行われ、農業振興拠点に関する重要な課題が取り上げられた。
盛永圭子氏は、令和5年8月に発表された農業振興拠点(道の駅)基本構想について尋ねた。特に、令和4年3月に久喜市と南彩農業協同組合が締結した基本協定の内容を確認した。
また、防災機能に関しても問いかけた。農業振興拠点が防災対策としても期待されることから、その具体的な内容についても説明を求めた。加えて、健康増進に寄与する施設や取り組みの検討状況についても質問し、さまざまな視点からの意見を引き出そうとした。
氏は、駐車場の駐車台数は地域特性を考慮すべきと強調した。特に、近隣に工業団地が多く存在するため、時間調整の駐車ニーズがあることを指摘し、さらなる防災対策としての駐車場の使用も検討する必要があることを述べた。また、身障者用トイレの導入についても質問し、地域住民のニーズに応える方策を求めた。
次に、砂利道の整備状況について言及した。令和5年度の区長からの道路整備に関する要望書の結果を示し、要望件数が少ない中で整備が進まない理由を尋ねた。これにより、地域の交通安全や生活環境の向上に対する関心を示した。
最後に、駐輪場に屋根を設置してほしいと訴えた。特に、菖蒲南中学校と菖蒲中学校が統廃合されたことで、遠方生徒へのスクールバスが運行されるようになり、駐輪場の設置がなされたものの、屋根がないために風雨にさらされる状況が続いていると報告した。生徒たちが雨の日にヘルメットや雨合羽を濡らしてしまう問題についても触れ、早急な対策を求めた。