久喜市の宮崎利造市議が、公共の利便性向上に向けた提案を行った。市内のバス停留所における雨除けシェルターの設置を強く求める内容だ。
宮崎市議は、久喜駅東口のバス乗り場に設置されている雨除けシェルターが限られた場所にしかないことを指摘した。特に、青葉方面のバス乗り場では雨天時に市民が濡れながらバスを待つ状況が続いている。これについて、早急に増設を検討するよう求めた。
さらに、宮崎市議は交通安全の面でも要望を述べた。都市計画道路久喜東停車場線と青毛・下早見線の交差点に関して、現在の信号機が右折信号を持たないことが重大な問題であり、交通量の増加に伴い渋滞と事故の危険性が増していると指摘した。この交差点の信号機を早急に右折式信号機に変更するよう、久喜警察署を通じて県公安委員会に改善要請を行うことも提案された。
市民の安全と利便性を考えると、これらの対策は急務と言えそうだ。特に公共交通の利便性向上は、市民生活に直接的な影響を及ぼす問題である。今後の市の対応が期待される。