令和元年11月25日に開催された久喜市議会の定例会が開会された。
この日は、出席議員27名をもって議事が進行した。議長の上條哲弘議員は、定足数が達していることを確認のうえ、会議を開始した。
最初の議題として、会議録署名議員の指名が行われ、鈴木松蔵議員、井上忠昭議員、春山千明議員の3名が選任された。続いて会期の決定が議題に上がり、議会運営委員長の井上忠昭議員が報告を行った。井上議員は、今定例会に提出される議案が市長提出議案13件、報告2件、請願1件、陳情2件および議員提出議案として意見書が4件、追加議案として市長提出追加議案12件あることを説明した。最終的に会期は本日から12月19日までの25日間と決定された。
次に、事務局長の関口康好氏が、令和元年9月定例会以降の議会関係事項について報告した。報告の中では、全員協議会や各委員会での議題の進行状況が紹介され、それぞれの課題解決のための活動が行われていることが示された。
さらに、自治体の財政や地域課題の視察報告が相次いで行われた。特に春山千明委員長が行った行政視察の報告で、北海道石狩市の公共施設等総合管理計画に言及した。「人口減少に伴う施設の最適配置の重要性が明らかになった」と報告し、学校施設の統廃合を進めることで公共施設の効率的な運営が図られた事例が紹介された。