久喜市では、園部茂雄氏が市道久喜3号線の整備計画について質問を提起した。
本年5月、梅田市長に対して沿線の区長たちから道路改修の要望書が提出された。かねてより安全対策が求められていたが、久喜警察署東の交差点から南約400mの範囲では、側溝整備の進捗が見られたものの、その先約700mには経年劣化が明らかとなっている。この整備の必要性について、久喜市の認識と今後の計画についての説明が期待されている。
さらに、駅南側に位置する宿地下道の安全対策についても言及された。昨年の定例会議で警告表示の導入案が提案されたにもかかわらず、具体的な対策が先延ばしにされているため、今後の進展が求められる。企業レベルの対応として、ライブカメラや自動警報装置などの安全システムの設置が必要とされている。
もう一つの重要な提案は、ライブ119通報システムの導入だ。これは、緊急通報時に音声・映像情報を迅速に共有するもので、全国で導入が進められている。久喜市として、埼玉東部消防組合への導入提案について前向きな検討が望まれる。全国の消防本部で広がっているこのシステムが、久喜市の安全対策に寄与することへの期待が高まっている。