久喜市での最近の市政に関する質問が行われ、多くの重要なテーマが議論された。
田村栄子氏(市議)は、済生会栗橋病院の移転計画について以下の点を質問した。
病院の移転予定日である2021年10月に変更はないかと聞くと、新型コロナウイルス感染症の影響についても問うた。さらに移転後の跡地利用についての計画に関して、意見交換が行われたのかどうかを確認した。
また、2011年に建設された地域救急センターの活用方法、初期費用支援の必要性についての考えも求めた。市長が地元住民の安心できる医療体制を構築する意向を示したことに触れ、住民への説明の必要性を強調した。
次に、田村氏は新型コロナウイルス感染拡大への備えについて質問を続けた。最近の感染者数の増加について述べ、久喜市のPCR検査数や陽性率、快復者数、重症者数について具体的なデータを求めた。また、陽性者の累計人数に関する風評被害や後遺症についての対応も求めた。さらに、市民が検査を受けやすくするための対策の必要性を訴えた。
田村氏は、新型コロナ禍と自然災害の関係にも言及し、避難情報の早期発信の重要性を訴えた。特に狭い道路の整備が不可欠だとし、自家用車で避難する際の安全な道の選定を提言した。また、避難所の収容人数が不足していることから、広域避難の重要性を強調した。
最後に、環境汚染問題においては、プラスチックごみ減量化と二酸化炭素削減について重要なポイントを挙げた。田村氏は有料レジ袋の減量効果やペットボトルのリサイクル率に関して情報を求め、さらに二酸化炭素削減のための具体的な取組みを確認した。