市政に関する質問が行われ、複数の重要なテーマが取り上げられた。
まず、樹木管理についてである。園部 茂雄議員は、市内の公共施設の樹木管理が適切に行われているか疑義があると述べ、高木や老木による事故防止の観点から、過去3年間の発生状況や管理方法について質問を投げかけた。
次に、小型EVモビリティ導入の必要性について言及した。園部議員は、小型EVが地域の手軽な交通手段として普及し、その環境性能の良さがゼロカーボンシティに貢献するとの考えを示した。その上で、公用車の維持費や、高齢者に最適な車として市が率先して導入すべきかを伺った。
さらに、リスクマネジメントに関する懸念も示された。特に、SNSによる若者の迷惑行為の拡散がもたらす影響を挙げ、学校における情報モラル教育や、リスクに対する対応マニュアルの整備が必要であると強調した。これにより、事前のリスクヘッジが重要だとの認識を示した。
最後に、通電火災に対する備えとして、感震ブレーカーの設置促進を提案した。阪神淡路大震災の教訓を踏まえ、通電後の火災防止に向けて補助制度の創設や啓発活動が重要であると訴えた。