久喜市において、園部茂雄氏が市政に関する一連の質問を行った。
公民連携事業の導入に関して、園部氏は、防犯カメラの設置に関する意見を述べた。市の公共施設への設置が進まない理由としてコストの高さを挙げた。また、自動販売機と連動した防犯カメラの設置実績を示し、さらに公民連携を推進する必要があると強調した。
次に、AEDの配置問題が取り上げられた。公共施設におけるAEDの設置が不均等であることが指摘され、空白地帯の解消策としてコンビニ店舗への設置を提案した。屋外設置の必要性についても意見が交わされたことより、今後の具体的な対応が期待される。
男子トイレにサニタリーボックスを設置する必要性が述べられた。園部氏は、尿漏れパッドを必要とする患者への配慮が求められ、男子トイレへの設置が全国的に広まっている事例を挙げた。市としての積極的な対応が求められる。
買い物弱者対策に関する進捗状況も質問された。市内の大型店舗が撤退し、買い物弱者が増加した現状を踏まえた、市の早急な対策が望まれている。移動販売の補助制度についても言及し、民間事業者の活動が活性化するための具体策が求められた。
さらに、介護認定問題についても発言があった。サービスの継続に向けた手続きの迅速化と、介護保険が適用されない事態の未然防止が求められた。
最後に、地区の集会所維持管理に関する補助の必要性が提起された。コロナ禍の影響で収入が減少している中、税金の減免措置等について市の支援が期待される。
これらの質問に対して、市の具体的な対応や施策の考えを聴取する場が今後必要とされる。